福島ユナイテッドFCサマーキャンプ2018 with CHANNEL SQUARE
投稿日:2018年8月9日
「楽しかった」その一言で。
8月6日、7日は福島ユナイテッドFCサマーキャンプ2018 with CHANNEL SQUAREが、二本松市あだたらで行われました。
福島ユナイテッドFCのスクール生と福島市内の小学生を中心に、「普段経験できないことを」をコンセプトにプログラムを組み、毎年開催されているサマーキャンプ。
今年は、3年生から6年生までの14名が参加してくれました。
今回は、安達太良山からの恵みをテーマに、遊歩道散策、ロープウェイに乗りお昼ごはん、酪農体験、そして岳温泉に入りトップチームの方との交流BBQ、翌朝岳温泉のクリーン活動を行い、スカイピアあだたらアクティブパークでアクティブスポーツを体験する、といったコースで、チャンネルスクエアではガイドとアテンドの方を協力させていただきました!
1日目
まずは自然体験。福島駅から子どもたちをチャーターし、岳温泉を経由、安達太良山まで。
到着と同時に、本降りの大粒の雨。これも、自然体験の醍醐味です。レストハウスに一時駆け込み、出発の時を待ちました。
「雨も私たちにとって、大事な資源です。雨がなければ、水も作物も動物も生きていくことはできません。これは恵みの雨です。」と代表理事の平から。
明るくなったり、暗くなったりする変わりやすい山の空とにらめっこしながら、カッパと手袋、長靴を履いて準備万端。子どもたちも、意気揚々。出発の時が来ました。
「さぁ、行くぞー!」「おー!」の掛け声とともに、遊歩道散策スタートです。
遊歩道には、自然のアトラクションがいっぱいです。極端に細い道や、竹やぶが出ている道、どろんこの道、木の根がむき出しになっている道など、普段歩く舗装された道では味わえないスリルがあります。
子どもたちは、その道を一歩一歩踏みしめながら歩いていきます。
「冒険の世界だ~」と一言。そうなんです、ここはゲームじゃ体験できないような驚きと発見が待っているのです。バスの道中、友達とゲームの話で盛り上がっていた子も、目をキラキラさせて数分前とは違う表情を見せていました。
途中途中、休憩をはさみながら、湧き水に触れ、その水の冷たさに驚いたり、「普段飲む水よりも甘い」など感動もありました。
約30分のコースを終え、集合写真。
帰りの道では、笹舟作り。なんとここで、笹舟名人、現る。「昨日覚えたばっかりなんだ~」と言う彼が作った舟は、私たちよりも上手で脱帽です。
その後、レストハウスに一度戻り、ロープウェイで10分間の空中散歩。山頂駅に降りて、みんながそれぞれ持ってきたお弁当で昼食を楽しみました。
ここでもまた空とにらめっこで、5分ほど歩けば薬師岳パノラマパークで安達太良山を眺められる場所へ行こうかな~というところで、雨。これもまた自然のいいところ。
「今日は断念。また晴れたら行こう。」そう子どもたちに約束し、再びロープウェイで下山。
安達太良山からの恵みをたっぷり味わい、お腹も心も満たしたところで、さぁ次は酪農体験へ。
今回、酪農体験の受け入れ先として、ご協力いただいた佐藤牧場の佐藤一之さん。約60頭の乳牛を、岳温泉で飼育しています。
到着早々、牧草地を背に
広い敷地を走りながら、牛がいる牛舎へ。
ホルスタインの自分よりも3倍以上ある牛に、圧倒される子どもたち。
目がキラキラ。
佐藤先生からのご教授の様子。
エサのことや、一日するうんちの話や、牛乳がどこにどのくらい運ばれているか、などなど。
バスの中では、「闘牛がいるの~?」「絶対牛に勝ってやる~!」とおどけてみせていた子どもたち。
「牛は本当に臆病な動物です。優しくしてあげてね」という
佐藤先生からの言葉に、真剣に耳を傾けていました。
「よし、トラクターに乗るか!」
と、今回特別に乗車体験。
働くクルマの凄さに、興奮する子どもたちでした。
その後、パドックという
牛のお部屋の掃除を行いました。
最初は、足が重かった子どもたち。
ほんの10分もすれば、スコップの取り合い。
「俺がやる~!!」「誰か交換してよ!」
隅々まで、綺麗にお掃除完了です。
安達太良山からの恵みは、動物たちのエサとなり水となる、それが
人間の食べ物に、飲み物に、遊ぶための資源に。
この笑顔です、最高!
ひと汗かいたところで、やっぱり牛乳。
今回のサマーキャンプの酪農体験に
東北共同乳業株式会社様のご厚意により、牛乳とヨーグルトをご協賛いただけました。
本当にありがとうございました。
安達太良山が見える草原で
コップ片手に乾杯!
これがまた格別なんです。
最高の贅沢でした!
中には、6杯も飲む子も。
大丈夫か~~??
大丈夫です。最後まで一番元気でした。
これぞ、牛乳パワー。
ヨーグルトもいただき
佐藤先生とのお別れ。
「僕、また来たい!」と最後に一言。
その言葉が最高の力です。
さて、酪農体験も終わり
汗をかいたら温泉でしょう!
ということで岳温泉。
今回の宿泊先は、せせらぎ荘さんでした!
からの、BBQ。
今回のBBQは火起こしからスタート。
どこのチームが一番早く食べれるでしょうか!勝負。
みんなお腹はペコペコ。だからこそ、みんな本気になります。
そして、ペコペコだからこそ、食う飯は美味い。
空腹は最高のスパイス。
みんなこの笑顔。ご満悦です。
ユナイテッドFCの選手の方々も続々と駆けつけてくれて
子どもたちとの交流会を行いました。
終盤には
岳温泉発のアーティスト
MASATO AWAKEの曲を聞いて
FCの選手たちのサインも貰って
ご満悦な様子でした!
2日目
キャンプの朝は、また雨から始まりました。
予定していた岳温泉クリーン活動は中止になってしまいましたが
福島市より、笑夢カレーさんが朝食を提供してくれました。
極上の朝カレーを済ませたら
宿泊先を後にし、二本松周辺をドライブ。
その後、2日目メインイベントの
SAAP(スカイピアあだたらアクティブパーク)にて
アクティブスポーツ体験。
スケートボード
スラックライン
ボルダリング
どれも、体幹やバランス感覚を鍛えるための要素がたくさん盛り込まれています。
普段、触れることがないスポーツに
悪戦苦闘しながらも、一つずつ課題をクリアしていく子どもたち。
スケートボードのターン
↓
スラックラインで最後まで渡りきる
↓
バーチカルからの滑り台
↓
マットでのでんぐり返し
↓
スピードクライミングでてっぺん目指そう
みんな真剣に、目を輝かせながら楽しんでいました。
約1時間の体験を終え
みんなで記念写真。
また成長してキャンプに帰ってきてね~!
今回のサマーキャンプを通して
子どもたちが、自然や観光、そしてアクティブスポーツは
全て繋がっていて、日々恩恵を受けて生活しているということを体感し、体験できる
そんな感覚を抱いてもらえるコンテンツをご用意させていただきました。
ご協力いただきました皆様
そして関係者の皆様に心から感謝いたします。
「普段経験できないことを」をコンセプトに
企画運営させていただきましたが、魅力がたくさんある
安達太良をもっと発信していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。
今後も、「楽しかった」と言ってもらえる
キャンプ・ツアーを企画運営させていただく予定です。
乞うご期待を!!